部屋を守る敵(ルームガーダー)を撃退すると、宝箱を見つけることができる。
見つけた宝箱を開けることができれば、中に入っている金品やアイテムを得ることができる。 だが、宝箱はたいてい罠や鍵で守られており、そう簡単に中身を手に入れることはできない。
「調べる」ことで、宝箱の罠と鍵についての情報を得る。
調べて分かった情報を元に、宝箱の罠を解除する。
宝箱の鍵を解除する。
宝箱を開け、中身を入手する。
宝箱を見つけた場合、まずはその宝箱にどんな罠や鍵が仕掛けられているのか、念入りに調べる必要がある。
調べることで、鍵の有無とその難度、そして罠の種類を知ることができる。 ただしこのとき、調べる者の罠外しレベルが低いと、罠の種類を誤認してしまうことがある。 また、手先がうっかり滑ってしまい、罠を発動させてしまうこともある。
なお、「幻視の呪文」には宝箱を解析するための術があり、もしもパーティー内にその術を習得している者がいれば、「調べる」代わりにその術を使うこともできる。
術を使って調べた場合、MPを消費するが、代わりに罠の種類を確実に見抜くことができる。また、このときは罠の誤発動も起こらない。
罠は宝箱に仕掛けられており、その宝箱を開けようとしたときや、なにかの作業に失敗したときに発動する。 発動したときの効果は罠の種類によってさまざまだが、たいていは解除しようとした者が痛い目にあわされる。 また、宝箱の中身が消失してしまう罠もある。
罠を無力化するためには、「罠を解除する」コマンドを選択し、正しい種類の罠を選ばなくてはならない。 このとき選択を誤ると、即座に罠が発動する。
また、正しい罠を選択したとしても、解除する者の罠外しレベルが罠の難度に比べて低い場合、解除に失敗してしまうことがある。 さらに運が悪いと、手先がうっかり滑ってしまい、罠を発動させてしまうことさえあり得る。
うまく罠の解除に成功したなら、もはやその宝箱は罠がないものと変わらない。
宝箱には鍵がかかっていることがあり、そうした宝箱は罠を外したあと、「鍵を開ける」コマンドで解錠しなければならない。
この成功率は、解錠を試みるキャラクターの鍵開けレベルによって決まる。 罠さえなければ解錠を失敗しても危険はないが、鍵開けレベルが低ければ何度も何度もトライしなければならない。 駆け出しの冒険者が、深部で見つけた宝箱を開けるまでには、かなりの根気が必要となるだろう。
無事に罠や鍵を解除し、見事に宝箱を開けることができれば、その中の金品や宝物を手に入れることができる。
宝箱を開けずに「立ち去る」を選択したとしても、宝箱はしばらくの間その部屋に残っている。 ただし、時間が経過する(次の週になる)と消滅してしまう。
残っている宝箱は、以下のいずれかの操作で調べ直すことができる。
[T]
キーを押す
宝箱の罠や鍵を解除するときには、作業を行う者の鍵開けレベルや罠外しレベルが高いほど、スムーズに解除作業を行える。 とくに難度の高い鍵や罠の解除は、しっかりと経験を積んだ冒険者でなければ難しいだろう。
これら2つの技能は、それぞれ実際に解除作業を繰り返すことで上達する(戦闘では上達しない)。 探検家は最初からこの2つの技能レベルが高く、また技能の上達も早い。
DarkHall プレイヤーズマニュアル