戦闘の流れ
敵との戦闘では、冒険者1人1人に行動を指示し、生き残るために死闘を繰り広げることになる。
1. パーティー全体の行動選択
まず最初に、「戦う」か「逃走」かのどちらかを選択する。詳しくは戦闘時の行動を参照。
ここでもし「逃走」を試みて成功したなら、その戦闘はただちに終了する。 しかし失敗してしまった場合には、冒険者たちは1ラウンドのあいだ行動することができない。
2. 各パーティーメンバーの行動選択
1で「戦う」を選択したなら、各冒険者の行動と、その対象を選択する。 詳しくは戦闘時の行動を参照。
（当たり前のことだが）眠っている冒険者や死んでいる冒険者に指示を与えることはできない。
3. 戦闘ラウンド
行動をすべて選択し終わると戦闘ラウンドが始まり、戦闘に参加している各キャラクターが、それぞれ攻撃や防御、呪文の詠唱などを行う。
全員が行動し終わったら、その戦闘ラウンドは終了し、ふたたび「1. パーティー全体の行動選択」に戻る。
行動の順番
1つの戦闘ラウンドでは、基本的に敏捷さの高い者ほど早く動くことができる。 動きの素早い軽戦士や探検家は、かなり早めに動くことができるだろう。 逆に、敏捷さに劣る重戦士は、行動がほかの者よりも後になってしまう可能性が高い。
また、防具の熟練度が高いと、行動の早さにボーナスが付く。
行動の種類によっては、通常より行動が早くなったり、逆に遅くなったりすることもある。 たとえば「身を守る」や「ブロック」の効果は、必ず戦闘ラウンドの始めに発動する。
敵の逃走
戦闘が始まった直後、まれに敵が逃走を試みることがある。 もちろん見逃しても良いが、うまく逃走を防ぐことができれば先制攻撃のチャンスになる。
敵が逃走を試みる可能性は、冒険者たちのレベルが高いほど（そして敵のレベルが低いほど）大きい。 遭遇する敵が、次から次へと逃げ出してしまうようであれば、もっと強力な敵を探してみよう。 なお、敵の逃走を防ぐことができるアクセサリーも存在しているため、逃げられたくなければそれを探してみるのもひとつの手だ。
勝利と敗北
敵を全員倒すか、もしくは敵が逃走した場合、その戦闘に勝利したことになる。
逆に冒険者たちが全員死んでしまった場合は全滅となり、全員その場から一歩も動けなくなってしまう。 詳しくは全滅を参照。
戦闘で得られるもの
戦闘が終了すると、勝利したか敗北したかにかかわらず、倒した敵の分の経験値と金品を入手することができる。入手した経験値と金品は、各冒険者に同じだけ振り分けられる。
ただし、戦闘のはじめから死んでいた冒険者は、戦闘終了時に経験値を得ることができない。 少なくとも戦いの半ばまで立っていないと、戦闘に参加したとはみなされないのである。
経験値についての詳細は、レベルと経験値を参照。