武器や術などの攻撃では、攻撃回数の分だけ命中するかしないかの判定を行う。
攻撃回数は、基本的にレベルや能力値によって変化することはない。 武器なら武器の種類によって、術なら術の種類によって、それぞれ攻撃回数が決まっている。 ただし、一部の技(軽戦士の「猛襲」や重戦士の「強打」など)を使ったときには、攻撃回数が変化することはある。
回数が多い攻撃ほど、すべての攻撃が外れることは少なくなるため、安定したダメージを与えられる。 しかし攻撃回数が多い武器・術は、たいてい一撃あたりの威力が低いため、守りの固い相手に対しては決定打とならないかもしれない。
一回一回の攻撃が命中するかどうかは、基本的に攻撃する側の「命中力」と、攻撃を受ける側の「回避力」の差で決まる。 これらの基本値は、ステータス画面の「命中」「回避」から確認することができる。
素早さが高いほど回避しやすくなる。 また、身につけている防具に回避修正があれば、その分がボーナスとして加算される。
攻撃が命中すれば、ダメージを与えてHPを減少させることができる。 このときの一撃あたりのダメージ量は、攻撃する側の「攻撃威力」と、攻撃を受ける側の「防護力」の差で決まる。
身につけている防具の防護力が大きいほど、ダメージ量を軽減することができる。
武器や術にはそれぞれ属性があり、この属性と相手の相性によってはダメージが増減する。 たとえばスライムに対して、打撃属性の攻撃はまったく効果がない(ダメージ0)。
盾を装備しているキャラクターが攻撃を受けると、1ラウンドに1回まで盾による防御が発動することがある。 そのときには盾の追加防護力が、もともとの防護力に上乗せされ、ダメージを大きく減少させることができる。
盾の防御に成功する確率は、攻撃側と防御側の器用さの差と、盾のタイプ(小型/大型)で決まる。 ただし、術による攻撃に対しては、成功率がやや低くなる。 また、一部の攻撃は盾で防ぐことができない。
防御時に盾の熟練が高いと、まれにパーフェクトガードが発動し、ダメージを完全に無効化できることがある。
武器や術で攻撃するとき、うまく相手の隙をつくことができれば、相手に回避を許さず最適な攻撃を打ち込むことができる。 これをクリーンヒットと呼ぶ。
クリーンヒットは命中力と回避力の差が大きいほど発動しやすい。発動すると、以下の効果がある。
ただし、ダメージ量が大幅に跳ね上がるというわけではないため、守りの固い相手には決定打とならない。
DarkHall プレイヤーズマニュアル