HP(ヒットポイント)は、キャラクターがあとどれだけの攻撃に耐えられるのかを表している。 ダメージを受けるとキャラクターのHPが減少していき、0以下になると死亡する可能性がある。
戦闘で受けたダメージや、宝箱の罠などで減少したHPは、おもに以下のような手段で回復することができる。
毒に冒された状態で歩くと、最大HPが少しずつ減少していく。
もし探索中に、パーティー内の誰かが毒に冒され、さらに毒を解消する手段がないのであれば、ただちに街に引き返すべきだ。 減少した最大HPは宿屋で休息をとらないと回復しない。
ダメージを受けてHPが0以下になった冒険者は瀕死状態となり、武器による攻撃が行えなくなる。
冒険者が瀕死状態になってしまったなら、その冒険者はすぐに後列へ下がらせた方が良いだろう。 武器を振るえない冒険者が前に立つのは、危険でしかない。
HPが0以下になるようなダメージを受けた場合、もしくはHPが0以下の状態でさらに追加ダメージを受けた場合、その冒険者は死んでしまうことがある。 受けたダメージが大きければ大きいほど、またHPが減少していればいるほど、死亡する確率は高い。
死亡した冒険者は、蘇生するまでまったく行動することができない。 他の冒険者が生きていれば、アイテムの受け渡しや装備の付け外しだけは行えるが、それ以外には何もできなくなってしまう。 死んでしまった探検家は宝箱の罠を外せないし、死んでしまった僧が霊体を実体化させることはできない。
また、死亡した冒険者は倒れた状態となってしまうため、隊列においてパーティーメンバーの1人として数えられなくなる。 これはつまり、前列の戦士たちが次々に倒れてしまった場合、後列の術師や学者が前に立たなくてはならなくなるということを意味している。
パーティーメンバー全員が死亡してしまうと、そのパーティーは「全滅」扱いとなる。詳しくは全滅を参照。
死んでしまった冒険者を蘇らせるためには、その冒険者を街まで引っぱって帰り、「魔道師のあなぐら」で蘇生してもらう必要がある。
蘇生の儀式にはいくらかの金貨が必要で、この料金はそのキャラクターの最大HPによって変わる。
蘇生に成功すれば、次の週からパーティーに復帰し、また冒険に参加することができるだろう。 しかし失敗すると、そのキャラクターは霊魂となってしまう。
霊魂となった冒険者の蘇生には、少しリスクの高い手段が必要になる。
DarkHall プレイヤーズマニュアル